こんにちは航です。
普段は、セパタクロー選手をしたり、スポーツインストラクターとして子供に体操を教えています。
いきなりですが、運動ができるってなんでしょう?
サッカーがうまい。
野球がうまい。
走るのが速い。
などがあります。
これらを上手くなるためには、
走る力、蹴る力、投げる力、捕る力、ボールをコントロールする力など、様々な要素の力が必要になります。
でもほぼ全ての力は、結局「イメージ通りに身体を動かす」ということです。
運動ができる人は、他に比べ、これがうまいだけなのです。
今回は、「イメージ通りに体を動かす」ことについて解説していきます。
目次
- 自分の身体を自分で動かせますか?
- 目で見たものを表現するだけでいいのです。
- 身体は連動していますか?
- 幼少期にこれらの力を身につけよう。
- まとめ
自分の身体を自分で動かせますか?
いきなりですが、
右手の親指を動かしてください。
左足のももをあげてください。
皆さんできましたか?
これはできる人が多いと思います。
また、右足の中指だけを動かしてください。
皆さんできましたか?
これは、できる人が少ないと思います。
自分の身体なのに、ほとんどの人思い通りに動かせないんですよ。。
さらに、目を瞑って両手を横に広げてください。
肩の高さ(地面と平行)で止めてください。
目をあけて確認してください。
少し上や下ではありませんか?
周りの人に確認してもらって下さい!
次に、再び目を瞑りそのまま腕を上げて肩の真上に上げてください。
目を開けて確認してください。
これもほとんどの人ができないと思います。
自分の身体なのに、思い通り動かすのが難しいのです。
このままだと運動の動きをイメージできても、動かせません。
上記の動きができなかった人は是非練習してください。
目で見たものを表現するだけでいいのです。
どの運動にも、お手本があります。
例として、バレーボールのアタックを見て、このお手本通りに身体を動かすことができれば、運動能力が高いと思います。
筋力の差があるので、完全再現は難しいですが、似た動きになれば良いと思います。
ウェイトリフティング選手の持ち上げ方を完全再現できても、通常の筋力では同じ重さは持てませんので。。笑
ただ、完全再現できれば、自分が持てる力を最大限に近づけることはできます。
一般的に、運動神経がいい人はモノマネが上手いだけなんです。
アメトークの「運動神経悪い芸人」はご存知でしょうか?
皆さんお手本をきちんと見て、イメージはできているのにあのようになってします。
体で表現する力が乏しいのです。
特にナイツの塙さんは、「イメージ先行型」と自称していて、トッププレイヤーのようなプレーします。
厳密には、プレーをしようとします。
やりたい動きは伝わるので、塙さんのイメージはとても良いと思います。
でも表現できないんです。
運動神経悪い人が、様々な運動をすることをテレビで見られるのはあの番組くらいです。
見ていてとても興味深いことが多いです。
身体は連動していますか?
運動神経悪い芸人、ほぼ全員の共通点は他にもあって、身体が連動していないことです。
なんかみんな動きがぎこちないですよね。
身体を連動できていないからです。
さらに力が全身に入っています。
つまりスムーズに動かせている人が一人もいません。
手は手、足は足、体幹(首腕脚以外の中心部)は体幹、で動きがバラバラです。
だから、変な面白い動きとなって笑えてしまうのです。
早く走る時、腕を振らずに速い人はいません。
遠くにジャンプする時、腕を振ります。
このように身体を連動させ、脱力することでしなやかな動きになります。
幼少期にこれらの力を身につけよう。
いわゆる運動神経が良い人になれます。
遺伝ではなく、これらの力を親が身につけさせてあげられる環境を提供できるかです。
大人になってからでも身につけられないことではないです。
しかし、幼児期に比べ神経系の発達が弱いので身に付けることが大変です。
まとめ
運動できるかどうかは、「イメージ通りに身体を動かせる」かだけです。
自分の体を思い通りに操り、イメージを表現できればいいのです。
表現するための動かし方を身につければもう怖いことはありません。
運動できないよりは、できた方が良いに決まっています。
正直、すぐに身につけられることではないです。
でも身につけられると一生の財産となります。
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