こんにちは、航です。
普段はセパタクロー選手やスポーツインストラクター、UberEats配達員をしています。
セパタクローはご存知ですか?
簡単に説明すると、足で行われるバレーボールのようなスポーツです。
そんなセパタクローの私の競技実績は、世界選手権やW杯に出場したことがあります。
日本一に学生時代は、日本一になった経験もあります。
本日は、日本ではまだマイナースポーツである、「セパタクロー」の魅力について解説していきます。
目次
- アクロバティックで迫力満点(見るスポーツとして)
- ルールが意外と分かりやすい(見るスポーツとして)
- マイナースポーツである(見るスポーツ&するスポーツ)
- 難易度が高い。。
- [おまけ]ストリートを感じる
アクロバティックで迫力満点
セパタクローの大きな魅力は、何と言ってもアクロバティックであることです。
球技なのに「空中の格闘技」と言われることもあります。
バレーボールでいうアタックは、セパタクローの場合、バク宙をしながらボールを蹴ります。
サッカーのオーバーヘッドのようなアタックで、漫画のようなスポーツです。
試合は、ショーを見る感覚に近く、迫力だけでなく、スピード感があるのも魅力の一つです。
アタックの体感速度は野球でいう160キロとも言われています。
やるスポーツとしても最高ですが、見るスポーツとしても面白いです。
ルールが意外と分かりやすい
知らないスポーツだとルールを覚えることが大変なこともあります。
ルールの理解しやすさは観戦する上では大切なことです。
2019年に流行ったラグビーも最初はルールもわからなかったですよね?
でもルールがわかってくるとともに面白さも増すわけです。
セパタクローのルールは、バレーボールと同じようなルールです。
基本的には、自分のコートより先に相手のコートの中にボールを落とせば点が入ります。
異なるルールとしては、同じ人が連続して触っても良いことです。
詳しいルールは、協会ホームページやyoutubeにも上がっています。
マイナースポーツである
マイナースポーツであることは、マイナスとも取れますが、プラスでもあります。
競技者としては、日本代表になりやすいです。
サッカーの日本代表になることに比べれば、はるかに難易度が低いです。
大会も基本的には、いきなり全国大会で、2日で日本一が決まります。
大学生から始める人がほとんどで、競技のスタートラインがみんな同じです。
その大学生の勧誘する時の必殺フレーズとして「頑張れば日本代表にもなれるよ」があります。
私もその言葉を信じて入部しましたね。笑
あくまでも個人の頑張り次第ですが、、
また、選手とファンの距離が近いことも魅力の一つです。
スポーツ選手に限らず、アイドルでも有名になればなるほど、ファン一人一人に対するサービスは薄くなってしまいます。
AKBグループの握手会も今は、一人当たり4秒程度ですが、有名になる前は1分くらいあったそうです。
また、サッカー選手と試合後にお話しすることは身内でない限り、正直難しいです。
でもマイナースポーツだからこそ、制限は厳しくなくファンと選手が近い存在です。
難易度が高い
正直、競技自体の難易度はとても高いです。
YouTuberの東海オンエアは、セパタクローがマイナーである理由を「初心者お断りの難易度」と評価していました。
確かに、競技歴1年でやっと試合らしくなります。
それまでは、サーブが入らなかったり、アタックまで持っていけなかったりするわけです。
しかし、その難しくてできないというのが、私はとても魅力に感じました。
できないのが悔しいですが、できた時はその分楽しいのです。
簡単にゴールできるゲームも面白くないですよね?
それと一緒です。
今でも上手な人のプレーがどのようなっているかわからない時がよくあります。
また4年以上競技をやっていてもできないことが多いです。
だから面白い競技だと感じています。
[おまけ]ストリートを感じる
私はセパタクローにストリート性を感じます。
ストリートを感じる場面としては、試合で点を取った時や相手がミスをした時、声を出したり、ネット際に駆け寄って、相手にアピールしたりします。
スポーツマンシップに則っているか、怪しいところはありますが、人間らしくて悪くない文化だと思っています。笑
テニスや卓球でネットインをしたら相手に一声かけるような場面があります。
セパタクローはその場面があまりなく、全力で喜びます。
それだけ勝ちと一点にこだわっているとも言えます。
セパタクローは東南アジア発祥で、今でも土や泥の上を裸足でプレーする姿を見ることがあります。
ちなみにボールはプラスチックですごく硬いです。笑
ラグビーの影響で「ノーサイド」が流行ったようにスポーツは綺麗なことを好みます。
だからこそストリート感があるのは珍しく、魅力の一つだと感じています。
※セパタクローも試合後は、チームや、国を問わず仲良しです。
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